こんにちは。
浦和親子アート教室 未来あそびラボの かくこうみずほです。
第2回&第3回
ぐちゃぐちゃ遊び3daysチャレンジ2日目を行いました。
先日、なかなか降らない埼玉にも雪が降りましたね。
初めて本物の雪を見るお友達もいたかもしれません。
残念ながら雪から雨に変わってしまったので、積もりはしませんでした。
子どもの頃、夜に雪が降って翌朝に積もっているのを見ると、嬉しくって、外に急いで遊びに行っていたことを覚えています。
前回行った時と内容を一部変更し
「雪は冷たい」を直に感じられるプログラムを取り入れました。
そのリアルな冷たさに、
ビックリしたお友達もいました。
大人は当たり前に分かっていることでも、
絵本だけでは「雪が冷たい」という事は
子ども達には伝わらないので、
活動の中で疑似体験していきました。
活動写真レポ
頂いたご感想を一部ご紹介させてください
先日もありがとうございました。
いつも素敵な○○○○とても嬉しく思います。
日々育児に悩むことも多々あるので、自分が肯定されたように感じて安心します。
1回目の2日目のテーマと一緒でしたが、行う内容は違くてビックリしました。
やっぱり何度来ても楽しいなと思いました!
個人的にはA(お子さんのお名前)が、氷の冷たさにビックリして泣くのに、何度も触って泣いてを繰り返している姿が印象的でした。
また、前回よりもみんなの真似をして道具を触る様子も見られて、連続して通うからこそ気付く成長もありました。
いつも母子ともに楽しい時間をありがとうございます^ ^
また次回も楽しみにしています!
2歳、0歳お2人のママより
〇〇どうもありがとうございます。
前回のカラフルな絵の具遊びとまた違って、〇〇の幻想的なペイントからはじまる遊びもとても素敵でした!
スポンジや段ボールであんな遊び方が出来るんだなぁと私も勉強になりました。
始まりの手遊び歌を家でもずっと歌っています。
そしてこの日も帰ってから昼寝をしました😊
2歳女の子ママより
みずほさん!先日も楽しい時間をありがとうございました!
M(お子さんのお名前)は本当にみずほさん大好きで、帰宅後もお父さんに、Mみずほせんせー好きなのーと言ってました。
お陰様で安心して伸び伸び活動できているようです。次回も楽しみです!!
3歳・1歳お2人のママより
お忙しいなか写真をお送りいただきましてありがとうございました。
息子だけでなく、ほかのおともだちたちの真剣な眼差しにとても癒されました。
何度も見返してしまいます。
〇〇の細かいアドバイスもありがとうございます。
いままで意識したことはありませんでした。目から鱗です。
次回もどんな発見があるか楽しみです。
2歳男の子ママより
小さな子供同士のオモチャ(道具)の取り合いについて
ご感想の中で、こんなお話をしてくださったママがいたのでご紹介させて頂きます。
お名前を仮にBくん、Cちゃんとしています。
(Bくんママより)
BがCちゃんと活動中の道具を取り合い、Cちゃんが腹ばいになって泣いてしまう場面がありました。
するとBは、Cちゃんの顔を見ながら真似をして腹ばいになっていました。
真似をすることがいままでなかなか無かったので、少し成長した姿を感じました。
(Cちゃん、ごめんなさい!)
教室では普段あまり見れない行動にも立ち会うことができて嬉しいです。
子ども同士のおもちゃ(教室では道具)の取り合いは、よく見られる光景の一つですが、取られても取っても、その体験は「すべてが学び」と未来あそびラボでは考えています。
教室内で使う道具の個数は十分に用意していますが
「まさに今お友達の使っているものが良い!」
ということは、小さな子供にはよくあることです。
(大人も隣の芝生は青く見える。という経験をされたことがあるという方もいるかもしれません^^)
「取られたら悲しいな」
という気持ちは、自分のもの・お友達のものを大切にするという気持ちに繋がる土台になります。
取った側も取られたお友達が、
もし泣いていたら、すがすがしい気持ちでそのオモチャで遊べる訳ではなく、どこか後ろめたさのようなものを小さな子どもなりに感じることがあります。
今回の教室内で道具を取ってしまったBくんが、相手のお友達Cちゃんの様子を観察して、真似をするという行動に、Bくんの
「どうしたら良いのだろう」
「どうしたら良かったのかな」
「お友達はどうして腹ばいになっているのかな」
などの考えが言葉ではあらわせない月齢だからこそ、行動の中に詰まっているように思えます。
まだ言葉で自分の気持ちを表現することが難しい月齢だからこそ
「お友達の様子を観察してその行動を真似をしてみる」
という行動に繋がったんですね。
とても素直で素敵な行動だと私は感じました。
お友達の道具を取る行動を
推奨することは決してありませんが、
自分が起こした行動の、
その後「どうしよう」と自分で考えて
それを行動に移すことは、
自分の頭で必死に感じて考えた証で、とても尊い時間だったように思います。
小さな子ども同士の取った・取られた。
という様な、
小さないざこざには、
コミュニケーションの学びが詰まっています。
危険なことであれば止めますが、
そうでなければ基本的には見守って、
子供たちが自分の頭で、
・どう考えて
・どう行動するのか。を暖かく見守ってあげたいと考えています。
それは取られてしまった側のお友達の行動に対しても同じです。
今回、BくんとCちゃんが道具を取り合った時に大人がすぐに介入してしまったら、このBくんの「考える時間」は生まれず「マネをしてみる」という行動にも繋がらなかったはずです。
そしてCちゃんが「その欲しかった道具で遊べなくて悔しい・悲しい気持ち」を腹ばいになって表現することもなかったでしょう。
自分の気持ちを表現する事は、とても大切です。
Bくん・Cちゃん双方の保護者の方が、見守ってくれたからこそ生まれた2人の学びだと感じています。
「見守る」ということは簡単そうに見えて、意外と難しいことです。
でもすぐに手出し・口出しをせずに、子供たちの行動を見守ると
「自分でどうしたら良いのかを頭で使って考える」
時間が生まれます。
そして、そういった余白が
「考えて行動する力」の土台を作っていきます。
考える力は「考えている時間」にこそ伸びる力です。
未来あそびラボでは、
子ども同士のいざこざに関しては、
危険がない限りは基本的には口出し・手出しをしない方針で運営しています。
「相手の立場に立って物事を考える力」は、3歳〜6歳ころにゆっくりと成長する力と云われていますので、未来あそびラボの対象年齢である0歳〜3歳のお子さんにとって「相手の立場に立って物事を考える」という課題は、非常に難しいという事を知っておいて頂けると有り難いです。
保護者の方には、そんな時にはどうしたら良いのかを、タイミングを見計らい子ども達に示してあげて欲しいなと思います。
例えば
取ってしまったお子さんには「急にローラーを取ったら、びっくりしちゃうから「終わったら貸して」と言ってみようか?」
取られてしまったお子さんが、まだそのオモチャで遊びたがっていたら
「もっと遊びたいね。どうしたい?まだ遊んでいたよ、と言ってみる?」
などのように声掛けしてみても良いかもしれません。
正解はありませんので、保護者の方が思う「こうしたら良かったかもね」「次はこうしてみる?」を示してあげてくださいね。
45分という活動時間
ぐちゃぐちゃ遊び®のあとは、
あまりお昼寝をしない・しなくなったお友達も「よく眠る」というご感想を頂くことがとても多いです。
「45分の活動」と聞くと、
大人からすると一見短いようにも思える活動時間ですが、感覚遊びは、主に皮膚感覚(触覚)を刺激する遊びで、日常には感じにくい刺激がたくさん脳に届きます。
そして、ぐちゃぐちゃ遊び®は、
体全身をダイナミックにつかう粗大運動の一面もあるため、思ったよりも子どもたちの運動量は多いです。
普段、コンクリートという平らな補正された地面の上で過ごすことの多い現代の子供たちは、バランス感覚・体幹が育まれにくいと言われています。
そのような社会で育っている小さな子ども達も、ぬるぬる・シャバシャバとした絵の具などの上を歩くときには「転ばないように気をつけよう!」と無意識に感じ、足を踏ん張るように動きます。
コンクリートの上を歩くときとは全く違う感触の中で活動することで、自然とバランス感覚・体幹の土台も育まれていきます。
また子どもたちの集中できる時間は「年齢+1分」と云われており、意外と短いです。
例えば3歳のお子さんなら4分ということになります。
そして集中するという行為は、大人でも疲れますよね^^
大人も45分間
「ずっと集中して!」と云われたら、どうでしょうか、なかなか疲れると思います。
「心地よい疲れ」を感じるラインで終えるために、45分間という時間設定となっています。
ただ当日の活動状況によって、
5分〜15分ほど延びてしまうこともありますので、ご理解頂けると助かります。
今回のプログラム
今回のプログラムは、
私がぐちゃぐちゃ遊び®認定講師になるための認定試験の際に、初めて自分で考えたものでした。
1ヶ月以上かけて試行錯誤しながら作り上げた個人的な思い入れが強いプログラムでした。
まったく同じ形ではないかもしれませんが、また次の冬がきたら、このプログラムを皆さんと遊びたいなと思っています。
1日目・3日目の様子はこちらから
★★★
ぐちゃぐちゃ遊び®認定親子教室「未来あそびラボ」
日本乳幼児遊び教育協会
ぐちゃぐちゃ遊び®認定教室
「未来あそびラボ」は、埼玉県さいたま市浦和区(JR浦和駅)で活動中です。
ぐちゃぐちゃ遊び®は、
横浜市で1年待ちの日本乳幼児遊び教育協会・会田夏帆さん考案の
「アート×あそび×乳幼児教育」を通して「自分らしく生きる力」を育てる親子教室です。
子供をありのまま認め主体性を育む、
そんな環境を私は作っていきたいと思っています。
ありのままを認めてもらえた子供は
自分らしく生きることが出来ます。
そして、自分らしく生きる事こそが
「幸せに生きる」という事だと私は信じています。
ぐちゃぐちゃ遊び®の最新情報は公式LINEにて
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