「他の子と比べても意味ないよ。ありのままを愛してあげて。」というアドバイスが辛かった話

子育て情報

いま親子教室講師の講座を受講しています。
その中で保護者の方との関わり方を学んでいますが、それが痛いほどに刺さります。
 

娘がまだ0歳の頃「子育ての正論のアドバイス」がとても辛いな〜と感じることがありました。
娘は生後8ヶ月で寝返りをしました。
従兄弟は生後3ヶ月で寝返りをしていたり、周囲の赤ちゃんも生後半年くらいまでには多くの子が寝返りが出来るようになっていました。
生後8ヶ月だとズリハイ・ハイハイの子もたくさんいました。
 

頭の中では
「他の赤ちゃんと比べて娘が出来るようになるわけでない。娘には娘のペースがある。」
と唱えて気になりまくっていたけれど、気になっていないような振る舞いをしていましたが、たまたまポロっと「まだ寝返りが出来ないんだ〜」と会話の中で話したことがあります。

それについて、ママ友から云われた言葉が忘れられません。

 

「他の子と比べても意味ないよ。ありのままの娘ちゃんを愛してあげて。」

云われた瞬間、私の心がフリーズしました。
このママさん、心の底から私を心配してのアドバイスだったと思います。
今なら余計なことを考えずに、素直に受け止められたと思います。

当時は本当に悩んでいて、慣れない初めての育児の中、寝不足・体調不良が続いていて「普通」とは程遠い状態だったので只々辛かったことを覚えています。

まるで
「私が娘を愛していないみたいに見えているってこと?」
「私はちゃんと愛せていないのかな?」
「ありのままの娘を見ているつもりで見れていないのかな?」
「娘のことで悩むのは悪いこと?」
・・・色々考えすぎてしまいました。

その後、娘は生後8ヶ月で寝返りをしてもうすぐ2歳。
いまでは階段も1人で昇り降り、数日前に口笛が吹けるようになり、お喋りで、その頃が既に懐かしいです。

親子教室講師の講座で保護者の方との関わり方を学ぶ中で、この出来事をふと思い出しました。
私にとって、この出来事は「初心を思い出す」という意味でとても大切な出来事になりました。

このママさんの言葉で私は「常に正しいことが正しいわけではない」という事を具体的に理解できました。
ママさんの言葉は100%正しいのに、何故私には辛く苦しかったのか?
それを講座の中で学びました。

 

是非、今後出会っていく「お母さん」に還元していきたい事の1つです。

余談:「他人と比べない」について

よく子育てでは「他人と比べない」「他の子と比べても意味がない」と聞きます。
比べるなら生後2ヶ月と生後6ヶ月の自分の子を比べるのが良いといいます。

 

でも、他人と比べることは悪いことなんでしょうか?
私は人間はそもそも比較して生き残ってきた生物だと思っています。
人間は「より良い生活」を求めて進化・進歩・発明を繰り返してきました。
経済の発展は、まさに他社よりもより良いもの・他にはないものを・より便利なものを作ってきた(勿論それだけではない)結果のように思います。

教育もそうです。
私は比べられて育ちましたし、それが「良くないこと」だとは教わっていません。
むしろ私は比べられるからこそ意欲が沸くタイプです。
 
運動会では「徒競走」で1人1人順位が。
学校のテストでも学年順位が。
通知表の数字も他の生徒との比較です。

他者と比較するから自分のことを客観的に見れると私は思っています。

決して「子供同士を比較してください」と言っているのではありません!!
比べて分かる変化や異変もある・比べることが全て間違いだとは思っていないだけです。

他の子と比べて「〇〇ちゃんは出来るのにどうしてあなたは出来ないの?」「ほら、皆がやっているんだからあなたも〇〇出来るでしょ。」「お姉ちゃんなんだから〇〇くらいして。」はNGです。


私は娘を周囲の赤ちゃんと比べたからこそ、幼児の発達に興味・関心を持ち後悔もしましたが、それ以上にたくさんの事を学びました。
そしてあの時の「後悔」がなかったら、今私は親子教室を自ら立ち上げようとは思いもしなかったでしょう。

人生って不思議です。

 

 

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