【イヤイヤ期】「癇癪・駄々こね」をした時の私たち親の心構え

子育て情報

こんにちは、親子教室・未来あそびラボのかくこうみずほです。

抱っこやハグなど精神的な愛情を求める感情は、是非満たしてあげてくださいね。

ここでは、駄々こね・癇癪を起こした時の、私たち親の心の持ちようについてお話します。

イヤイヤ期とは?

子供は、2歳前後になると自己主張が出来るようになります。
この時期のことを「イヤイヤ期」と云うことがあり、大変だなと感じる親御さんが多いのかなと感じます。

実は、娘も現在2歳で毎日100回くらい「イヤイヤ」「イヤなの!」「それイヤ」と云ってます。
とにかく「イヤ」と言います(^^)

イヤイヤ期は、臨床心理学的にいうと「愛情の確認期」とも云われています。

イヤ!(ってこれだけ云うけど、私のこと好きでしょ!?ねぇ!大好きだよね!!?)

と心のなかでは、叫んでいると考えてみてください。

このイヤイヤ期は、第一次反抗期と呼ばれ、自我の芽生え、つまりお母さんから離れて「自分」を見つける「自立」していくための、とても大切な時期になります。

この第一次反抗期の芽を「イヤじゃないでしょ」「どうしてイヤばかりいうの?」「いい加減にして!」と言ったりして、つぶしてしまう事は「自己主張をしてくれるな!」という親からのサインになってしまいます。

自己主張すると、大好きなお母さん・お父さんに嫌われてしまうかもしれないから、自分の気持ちを出してはいけないと学習してしまい、その後の思春期の頃に感情を内に溜め込んでしまうことに繋がるとも云われています。

では、全てのイヤイヤを受け入れた方が良いのか?というと、それも違います。

「イヤイヤ」を否定する必要はない。そして、ルールを曲げる必要もない。

「イヤイヤ」は愛情の確認なので、否定してしまうと「好きじゃない」と伝わってしまうこともあります。
否定されると、余計に「愛されているか?」を何度も確認したくなるので、より「イヤイヤ!!!!」「それ違う!!」と云うことへ繋がっていくこともあります。

「私(僕)は、無条件に愛されている!」と心が満たされる事で、人生を生きるために必要な自己肯定感という心の土台が作られるので、否定をする必要はありません。

でも、人は1人では行きていけません。
大人になってからだけでなく、小学生以降の、生きやすさには「基本的なルールを守れる」ことが関わってきます。
(例えば:時間を守る、人の話は静かに聞く、自分で使ったものは自分で片付けるなど)

①「イヤイヤ」を否定しない。
②守るべき「ルール」は守る。

矛盾しているようですが、この2点を両立していくと、
自己主張はしていいよ。
でも自己主張したからと言って、その通りになるとは限らない。
という事を、何度も何度も繰り返し経験をする中で学んでいくことが出来ます。

我が子の場合

2歳の娘の場合でお話しますね。

我が子は食べることが大好きです。
「おかわり!」を云わない日はありません。

おやつの時間も、絶対に「おかわり!」を言います。
そんな時に、私は「これでおしまい」と言ったら、どんなに娘が激しく泣き叫んでもあげません。
我が家のルールは「おしまい」と言ったら、それは本当に「おしまい」ということです。

これで、おしまいだよ。

おかわり〜!!!!!

ねー。もっと食べたいね〜。ママも食べたいな〜。また次のおやつの時間に食べようね。

まず娘の「もっと食べたい!」という気持ちに共感します。
否定はせず「次のおやつの時間に食べようね」とだけ伝えます。

これで、勿論泣き止みません。
でも良いんです。

親が泣き止ませる必要はありません。

気持ちの切り替えは、親がしてあげるものではなく本人がすることだからです。

小学生の時、朝の会で、何か嫌なことがあって不機嫌になった気持ちを、私たち親が、その場へ行って切り替えてあげることは出来ませんよね(^^)

そして、気持ちの切り替えを自分でする・自分で出来た!という経験を積むことで、気持ちの切り替えが上手になって、短時間で切り替えられるようになったり、「まぁ良いか!」と楽観的に考えられる力が身についていきます。

この後、娘は食事用の椅子に座ったまま泣きますが、私は「ね〜」と微笑みながら様子を見たり、仕事をしていたら仕事の続きを近くでしながら様子をみます。

娘が自ら泣き止んだり、少しでも心の切り替えが出来た様子があったら「泣きやめたね」「切り替えられたね」と、その事実を認める声掛けをします。

必ずしも、褒める必要はありません。
ただありのままの事実を伝えてあげてください。

大丈夫です、時間はかかるかもしれないけれど「いつか心の切り替えが自分でできるようになる」と子供のことを信じて下さい。

泣いたから、お菓子をあげたら・・・

もっと〜!!!!!

もーーー、仕方ないな。少しだけだよ。

と言って、おやつのおかわりを「おしまい」と云ったのにあげてしまうと・・・・
子供は、激しく泣いたらポジティブな結果(おやつをもらえる)が得られるという経験をしてしまいます。

そうすると、どんどん激しく泣くようになります。
今の要求はお菓子でも、今後ゲームや玩具などを要求することに繋がっていくかもしれません。

癇癪を起こすことが、子供本人にとってポジティブな結果をもたらさない!という事を経験してもらうことが大切です。

イヤイヤ期で、子供本人に知っていって欲しいこと

自己主張はして良いよ。
でも自己主張したから言って、その通りになるとは
限らないよ。

また大切なことは、
子供の言いなりになることでも、大人の言う通りにさせることでもありません。

2歳前後に、自己主張できる力が伸び、その後、3歳〜6歳頃に「自己抑制」する力(ガマンする力)がゆっくりと発達していきます。
6歳ころになって、やっと自己主張と自己抑制(ガマン)のバランスが取れていきます。
(バランスとは:主張するべき時には主張して、我慢するべきときには我慢ができること)

2,3歳の子に「うちの子、ぜんぜんガマン出来ない」と心配する必要はありません。
何故なら、2,3歳の子がガマンが出来ない・自分自分自分〜!と自己主張をすることは「健全な成長の証」だからです。

イヤイヤ期は、自立(巣立ち)をしていくために必ず必要な通り道です。

この時期に、しっかりと自己主張できる力を身につける事は、10代から始まる思春期の頃に、他人とコミュニケーションを取れる力へと発展していきます。

だからといって、3歳までは何でも甘やかして、3歳になったら「ガマン」をさせ始めると言うのは違います。
成長は、すべて積み重ねです。
この辺のことも詳しくは、また次回以降にお伝えできたらと思います。

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