「できた」を評価することでは自己肯定感は育ちにくい話

こんにちは。
未来あそびラボのかくこうみずほです。

「できた」は良いこと?「できない」は悪いこと?

子育て情報などでは
「できた経験」をたくさん積もう。
「できた」という経験が自己肯定感を育む。

というようなことを、
よく言われることがありますから、

「できた」が良いこと
「できない」が良くないこと

なのだと
認識されている方が多いのでは?
と言う印象を
親子教室だけではなく
公園などでも感じることがあります。

もちろん
「できた」という経験をすることは
大前提として
とても良いことなのですが、

「できた」「できない」は
決して表裏一体ではありません。

「できた」「できない」について、
↓Instagramの投稿もぜひご覧ください^^

表裏一体だと考えているということは、
前提として
「評価」という概念があるということになりますが、

自己肯定感の土台である自己受容は、
「評価」では育まれない
ものです。

自己肯定感とは?

そもそも自己肯定感というものは
「どんな自分にも価値があると感じられていること」です。

そこに、
「できた」「できない」
「良い」「悪い」
というような評価や比較はありません。

例えば、
テストで10点だったから、
100m走でビリだったから、
宿題をぜんぜんやらなかったから、
テストが100点満点だったとしても
徒競走で1等賞だったとしても、
何かで表彰されたり賞状をもらったとしても、

【自分のそのものの価値は1ミリも変わらない。】

と信じている状態が
自分のことを肯定できているといえるわけです。

自分のことを信じているから、

「次は、どうしようか。」
「次は、こうしてみよう。」

とテストで10点だったことや
徒競走でビリだったことに囚われすぎずに、
未来に目を向けて考えたり
前向きな行動を起こすことに繋がっていきます。

子どもが前向きに思考や行動ができるようになるには。

子どもが前向きな
思考や行動をするために、
親は、子どものありのままを
認めて肯定し続けていくことが大切です。

10点のテストを子どもが持って帰ってきて見せてくれたら、

「10点だったんだね。
テストを見せてくれてありがとう。
お名前よく書けているね。
ここが分かったんだね。」

と、ありのままを肯定していくことが大切です。

子どもには子どものプライドがあります。
そして尊重されるべきプライバシーがあります。

その上で、
10点のテストを持って帰ってきて
プライベートな情報を
「見せてくれた」
「教えてくれた」ということが
まず素晴らしいことです。

教えてくれたから、
「次はどうしたいと思っているのか」
話しを聞いたり
「次はどうしたらいいのか」
を一緒に考えることができます。

受け止めてもらえることで他者信頼感も育つ

そして、
何か上手く行かないことがあっても
そのままを受け止めて
話を聞いてくれたり、
一緒に考えてくれる人がいる。

と自然に思えていることで、

何かに困ったときには

「こまっているよ」
「助けてほしいよ」

と誰かを頼って良い。
そう思えていることは、子どもに安心感を与えます。
その安心感があるからこそ、
子どもは人を信頼できるようになります。

ペイントフォトぐちゃぐちゃ遊び

子どもに身につけて欲しい力とは?

子どもに学んで欲しいのは
テストで100点を取る方法よりも

10点のテストを取ったときや、
子ども本人がより良い点数を望んだときに、

「次はどうしたら良いのか?」
「自分はどこが苦手なのか?」

ということを
自ら頭で考えて行動ができるようになることです。

それがAI時代に求められる
問題を見つける力や問題解決能力に繋がっていくと私は考えています。

反対に

「なんでこんな点数を取ったの?」
「分からないところは先生に聞きなさいって言ったでしょ。」
「ちゃんと授業を聞きなさい!」
「もっと勉強しなさい!」

と頭ごなしに強く叱りつけたら、

次からはテストの用紙を
親に見せないように隠すようになったり、
叱りつけられることで
自分自身に自信が持てなくなることに繋がるかもしれません。

そして、困ったことがあっても
親に「怒られるかもしれない」と
相談しづらくなってしまうかもしれません。

ぜひ、子ども達のありのままの今を見守っていきたいと思っています。

ぐちゃぐちゃ遊び®認定 浦和親子教室「未来あそびラボ」

【さいたま市JR浦和駅】0歳〜3歳ぐちゃぐちゃ遊び®の浦和親子教室・未来あそびラボで出来ること・目指すもの
「乳幼児教育×アート×あそび」を通して「子どものやりたい!」という気持ちを尊重し、意欲や挑戦する心を育む造形教室です。 「上手い・下手」「ダメ」のない世界で、子供をありのまま認め主体性を育み「自分らしく生きる」土台をつくる親子のための教室です。

日本乳幼児遊び教育協会
ぐちゃぐちゃ遊び®認定教室
未来あそびラボ」は、埼玉県さいたま市浦和区(JR浦和駅)で活動中です。

ぐちゃぐちゃ遊び®は、
横浜市で入室1年待ちの日本乳幼児遊び教育協会代表 会田夏帆さん考案の
「アート×あそび×乳幼児教育」を通して「自分らしく生きる力」を育てる親子教室です。

子どもをありのままを受け止めて主体性を育む、
親御さんが周りの目を気にせずに子どもと関われる
そんな環境を私は作っていきたいと思っています。

ありのままを受け止めてもらえると、
子ども達は自分らしく生きることが出来ます。

そして、自分らしく生きる事こそが
「幸せに生きる」ことに繋がると私は信じています。

みんな違って良いんだよ。

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