子どもの「探求心・想像力」を育てたいなら!

こんにちは。
浦和親子教室「未来あそびラボ」の
かくこうみずほです。

探究心・想像力の芽生えには「自ら気づく力」が必要

いま注目されている非認知能力の1つに「気づく力」というものがあります。

「気づく力」は、常に行動や思考のスタートラインに立つために必要な力です。

「あれ?」
と違いや変化に、気づけるからこそ
「どうなっているのだろう?」
「どうしてかな?」
「次はこうやってみたらどうだろう?」

という様な
・探究心
・想像力
・応用力
の芽生えに繋がっていきます。

親の我慢が「気づく力」を育てる

0歳〜6歳頃の小さな子供の間違いを指摘することは、とても簡単ですよね。

何故なら、私たち大人は
「こうした方がいい」
「これが正しい」
と正解を知っているからです(^^)

でも、私たち大人が、
・すぐに間違いを指摘したり
・手を出したりすること
は、子供たちが自らの力で「気づく」という貴重な機会を損なってしまう事に繋がるかもしれません。

「〇〇じゃないよ」と云わなくても大丈夫

6歳頃までの小さな子供たちの言い間違いって、とても多いですよね(^^)

例えば、赤い車を指差して「あお」と言ったり、ママを見ながら「パパ」と言ったり。

そんな時に、正しい言葉を知って・覚えて欲しいという気持ちから
「青じゃないよ。赤だよ。」
と伝える事があると思います。

でも「〇〇じゃないよ」
と云わなくても大丈夫です。

「否定語」は、脳の構造上、暗示的に意識されてしまうと云われています。

「青じゃないよ。赤だよ。」
というと
後半の「赤だよ」よりも
「青じゃない」と否定している言葉が、強く意識されてしまうため、赤い車を見ると「あお」とまた繰り返し間違ってしまうことに繋がるかもしれません。

↓こちらで脳科学の実験を紹介しています。

「間違えること」は「チャレンジした証拠」

話し言葉を体得しようとしている年齢の子供たちは、
「昨日は云えたのに今日は云えない」
のように、間違いながら覚えていきますが、
「間違えること」に対してネガティブな気持ちを持っている大人は少なくないかもしれません。

それは、日本人の大人が英語という言語を習得する難しさにも繋がっています。

日本人の大人が英語を習得する上での、壁の1つは「間違いを気にし過ぎたり、恐れてしまうこと」と云われています。

「間違ったらどうしよう・・」
「間違ったら恥ずかしい・・」

というような気持ちから、なかなか言葉がでにくいのが日本人あるあるかもしれません。

でも、間違うことは本当に、困ること・恥ずかしいことでしょうか?

間違う=チャレンジした証です。

子供の発語も一緒です。
言葉を間違うことは、一生懸命、話そう・伝えたいとチャレンジした証拠ですよね(^^)

子供に「青じゃないよ。赤だよ。」と言いたい場面では「赤だよ」と正しい言葉を簡潔に笑顔で伝えてあげるだけで大丈夫です。

何度も繰り返すなかで、自然と自分自身で「これは赤だ。」と気がつくという経験をする事ができます。

自ら違いに気がつくという経験によって、子供は自分自身の力で成長していきます。

この力をモンテッソーリ教育では「自己教育力」といいます。

子供たちは皆、生まれ持って自らを成長させようとする力を持っています!

子供の自立を妨げないためには、その力を私たち親が信じて見守ることが大切です。

すぐに手や口をださない親は、子供(の可能性)を信じている

言葉の間違いでお話してきましたが、これはどんな間違いでも同じです。

・目の前で子供がパズルをしていて、全然違うところにはめようとしている。
・くつを履こうとしているけれど、左右逆で履こうとしている。
・せっかく1人で着れたけれど、トレーナーの前後ろが逆。
・フォークも用意しているけれど、うどんをスプーンで食べようとしている。

どんな場面でも、大人の「正解」からすると、子供が間違えているようにみえます。

そして、大人は勿論、こうしたら良いという、大人の思う正しいやり方を知っています。

その状況を
「手や口を出さずに見守ること」は、
なかなか難しく、歯がゆいと感じる方もいらっしゃると思います。

つい、手を出したり・口を出したりしたくなりますよね。

でも、それは誰のためでしょうか?
本当に子供のためでしょうか?

例えば、2歳の子供が靴を履こうとする場面で、子供が1人でちゃんと履けるのかどうか分からない状況を見守ることよりも、大人が履かせてしまったほうが時間もかからないし、簡単です。

子供が何かを「出来るようになる」には、時間がかかります。

大人は正しいやり方を知っている分、子供が手間取っている様子を見るのは、やきもきしますよね。

「見守る」と簡単に言いますが、慣れるまでは、なかなか忍耐が必要かもしれません。
でも「見守る」がスタンダードになると子供を待つ事が、ぐっと楽になります。

「この子は、出来ないという壁を目の前にした時に、今日はどんな行動をするのだろう」とワクワクして見守れるかもしれません(^^)

見守る=子供は子供の力で成長できると信じている。という事です。

子供は、自らの力で成長できると身近な大人が信じていると
「親の私が〇〇してあげなくちゃ」
「親の私たちが〇〇出来るようにさせてあげなくちゃ」
という不安などからくる焦る気持ちが和らぎます。

逆に、子供の自分自身で成長する力をさえぎらないために
「すぐに口出し・手出しをしない・助けを求められるまでは見守ろう」
と思えるようになるのではないでしょうか?

「ママ!やって!!」と意思表示されたら、そこで初めてサポートをしよう

子供が
「ママ!(パパ)やって!!」
とサポートを求めてきたら、初めて私たち大人の出番です。

そうすると、どこまでは出来て・どこで躓くのかが分かります。

ほんの少しだけ手伝うと、その先はまた1人で出来るかもしれません。

子供の「手伝って!」は、
いつでも
自分が1人で出来るように手伝って!」
と言う意味だと、モンテッソーリ教育の生みの親、マリア・モンテッソーリ氏は仰っていました。

そして、大人がサポートしたかに関わらず・大人の思う正解じゃなくても、子供が「できた!」と思った(言葉だけでなく表情などでも)ら「出来たね」と子供のそのありのままの気持ちを認めて、共感してあげてください。

「助けを求められたら手を貸す」
ということを、何度も何度も繰り返すことで、ママやパパは
「私を信じて見守ってくれている。そして、助けを求めたら助けて(手伝って)くれる」
という安心感・信頼感を獲得していくことができます。

そして、この安心感・信頼感が、自己肯定感(ありのままの自分が存在することを認められる力。自分のことを信じられる力)、他者信頼感(他の人を信じる力)を育んでいきます。

さらに、繰り返しチャレンジをしていく中で
「次はこうやってみよう」
という探究心や
「どうやったら出来るのかな」
といった想像力が、自然と培われていきます。

忙しい毎日の中で、毎回毎回は難しくても
「今日はとことん付き合うぞ!」
という日があると良いのかなと思います(^^)

最初から
「できなーい!ママ~やって~!!」
となる場合には、一番最後の靴のテープを止めるところだけを
「ピタする?」
とやるかやらないかを選んでもらうというやり方もオススメです。

テープを止められたら「できた!」という成功体験もできます(^^)

大切なことは、大人が
「間違い」「正解」
を決めたり・それを押し付けるのではなく、子供自身が
「間違いに自分で気づいたり」
「できた!」
と思える経験を重ねていくことです。

何故なら、子供は私たち親とは別の人格を持っているからです。

友達やパートナーと映画や漫画を見て、感想が似ていることは合っても、全く同じことはないですよね(^^)

また「面白い」と思う人がいれば「私には合わなかったな」というような感想を持つこと、どちらも間違っていないですよね。

そうなんです、大切にしたい事は常に「子供の主観」です。

大人の視点で、ぜんぜん出来ていなくても、子供が「できた!」と思えたら、それは立派な成功体験です。

是非、子供が「できた!」を感じていて、アピールしてくれていたら、笑顔で
「できたね(^^)」
とその気持に寄り添って共感してみてください。

気づきやすいような工夫をしてみる

我が子は、1歳過ぎから、コイン落としが好きだった時期がありました。

全てのコインを落とすと、蓋を開けてコインを出して、また閉めて繰り返す。
という遊びをしていましたが、蓋の裏表が娘には分かりにくかったので、表になる側に目印となるよう赤いシールを画像のように貼っていました。

他の玩具でも、裏表や上下が間違えやすいようなものは同様に、表側(上側)に赤いシールを貼ることで、自分で「違うかも?」と「気づきやすく」なるような工夫をしています。

赤いシールを貼るまえは、
・裏側をぐいぐい押し当てても、キチンと閉まらないことにフラストレーションを感じている
・そもそも載せることに満足していて、裏表が違うことに気がついていない

様子でしたが、赤いシールを貼ってからは、
・自分で裏表が違うことに気づきやすくなり
・間違っていても「あ!逆かな」という気づきが増え、コイン落としに飽きる頃には、ほぼほぼ間違えないようになりました。

お子さんによって、間違えやすいポイントは違ってくると思います。

そのポイントは、「見守る」ことによって気付けることがあります。

もしかしたら、私たち大人の少しのサポート(目印のシールを貼るだけなど)で、子供自ら「気づきやすくなる」事もあるかもしれません。

でも、間違いやすいポイントに気づけなくても大丈夫です!

そんな時にも、子供は皆
「今できなくても、いつか出来るようになる!」
と身近な大人たちが子供の力を信じて見守り・接してあげる事で、子供はその気持ちをしっかりと感じて、安心してチャレンジを繰り返して成長していきますよ(^^)

 

★★★

ぐちゃぐちゃ遊び®認定 浦和親子教室「未来あそびラボ」

日本乳幼児遊び教育協会
ぐちゃぐちゃ遊び®認定教室
「未来あそびラボ」は、埼玉県さいたま市浦和区(JR浦和駅)で活動中です。

ぐちゃぐちゃ遊び®は、横浜市で1年待ちの日本乳幼児遊び教育協会・会田夏帆さん考案の「アート×あそび×乳幼児教育」を通して「自分らしく生きる力」を育てる親子教室です。

子供をありのまま認め主体性を育む、
そんな環境を私は作っていきたいと思っています。

ありのままを認めてもらえた子供は
自分らしく生きることが出来ます。

そして、自分らしく生きる事こそが
「幸せに生きる」という事だと私は信じています。

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